資格試験・テストの暗記方法:問題にして、思い出して、間隔をあけて復習する

資格試験や定期試験、語学試験など暗記が多い勉強のための暗記方法。読むだけの勉強から抜け出し、問題を作って思い出す練習と、試験日までの復習計画の立て方をまとめました。


資格試験やテストの勉強では、内容を理解することと同じくらい、覚えたことを試験会場まで持っていくことが大切です。テキストを何度も読んだのに問題を見ると思い出せないなら、勉強量よりも勉強のやり方を変えるタイミングです。

読み返しは思ったほど効果がない

テキストを読み返すと内容に見慣れてくるので、「わかったつもり」になります。でも、見て気づけることと自分で思い出せることは別物です。試験では選択肢なしで思い出したり、よく似た選択肢の中から正確に選んだりしなければなりません。

だから暗記では、自分で思い出してみる練習(想起練習)を中心にすべきです。答えを隠して先に思い出してみて、それから確認する。これが問題を解きながら勉強する理由です。

1. 覚える内容を問題に変える

テキストや講義で覚えるべきところを見つけたら、すぐに問題にしておきましょう。形式は2つあれば十分です。

  • カード型(表・裏): 定義、用語、公式、数値、順序など、答えが短くはっきりしている内容。例)「モル濃度(M)の定義は?」
  • 選択式: まぎらわしい概念を区別したいときや、本番の試験が選択式の科目に。間違えやすい内容を誤答の選択肢に入れると効果的です。

2. よい問題を作るコツ

  1. 1問で聞くのは1つだけ。 「特徴を5つ挙げよ」より、5つの問題に分けたほうが効果的です。
  2. 質問は具体的に。 「細胞膜?」ではなく「細胞膜の主成分2つは?」のように、答えが1つに決まるように書きます。
  3. 自分の言葉で書く。 テキストの文をそのまま写すより、自分が理解したとおりに書くほうが長く記憶に残ります。
  4. 図や表はキャプチャで。 図表は文字に起こさず、画像で貼り付けるほうが速くて正確です。

3. 科目・単元ごとに整理する

問題が増えてきたら整理が必要です。科目ごとにセットを1つ作り、単元や章はセットの中のフォルダーに分けましょう。今週勉強した単元だけ、あるいは試験範囲のフォルダーだけを選んで学習できるので便利です。

4. 間隔をあけて復習する

覚えた内容は、見直さなければすぐに忘れてしまいます。かといって、毎日すべてを見直すことはできません。間隔反復なら、よくわかっている問題はだんだん間隔をあけて、わからない問題は頻繁に出してくれるので、復習の時間を節約できます。

  • 学習するときは「わかる」「わからない」を正直に選びましょう。勘で当たった問題は「わからない」です。
  • 毎日、その日に復習する問題だけを解きましょう。1〜2日遅れるのは問題ありませんが、まとめてやると効果が下がります。
  • 新しい単元を勉強する日も、復習は欠かさずに。新しい範囲と復習を並行して進めるのがポイントです。

試験日までの計画例

  1. 試験8週間前〜3週間前: 範囲を進めながら毎日新しい問題を作り、その日に復習する問題もあわせて解きます。
  2. 試験2週間前: 新しい問題作りを減らし、過去問を解いて間違えた問題を追加します。
  3. 試験1週間前: 試験範囲のフォルダー全体をランダムな順番で一通り解き、「わからない」になった問題を重点的に見直します。
  4. 試験前日: 新しい内容には手を出さず、よく間違えた問題だけを軽く確認します。

LQuizでやるなら

LQuizでは、カード型と選択式(正解1つ・複数)の問題を作り、セットとフォルダーで整理して、学習の順番をランダムにして解くことができます。「わかる」を押した問題は1日、3日、7日…の間隔で再び出題され、「わからない」を押した問題は翌日にもう一度出てきます。毎日その日に復習する問題を解くだけで、試験日まで自然に反復できます。

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